
家や土地の売却を考えて、不動産会社に査定を依頼したとき、
「A社は1,800万円の査定だった」
「B社は2,000万円と言っていた」
「C社は2,200万円で売れると言っている」
このように、不動産会社によって査定価格が違うことがあります。
売主様としては、少しでも高い金額を提示してくれた会社にお願いしたくなるのではないでしょうか。
しかし、査定価格が高いからといって、必ずその金額で売却できるわけではありません。
不動産売却では、「査定価格」「売出価格」「成約価格」という3つの価格があります。
この違いを知っておくことは、不動産会社を比較するときや、実際に売却を進めるときにとても大切です。
今回は、亀岡市で不動産売却をお考えの方に向けて、この3つの価格の違いや、売出価格を決める際のポイントをご紹介します。
査定価格とは?

査定価格とは、不動産会社が物件の条件や周辺の市場動向などをもとに、実際に売却できると予想した価格の目安です。
不動産会社は、さまざまな情報を確認しながら査定価格を算出します。
査定で確認する主なポイント
例えば、次のような内容です。
- 周辺で実際に売却された物件の成約価格
- 現在売り出されている近隣物件の価格
- 土地や建物の広さ
- 建物の築年数や維持管理状態
- 最寄り駅や生活施設までの距離
- 前面道路の幅や駐車スペース
- 土地の形状や道路との高低差
- 現在の不動産市場の動向
これらを総合的に判断し、査定価格をご提案します。
ただし、査定価格はあくまでも予想される売却価格です。
査定価格=実際に売れることを保証する金額ではありません。
そのため、不動産会社によって査定価格に差が出る場合があります。
売出価格とは?
売出価格とは、実際に不動産を販売する際に、広告や不動産情報サイトへ掲載する価格のことです。
例えば、不動産会社の査定価格が1,800万円だったとしても、必ず1,800万円で売り出さなければならないわけではありません。
売主様が「時間がかかっても、できるだけ高く売りたい」と希望されている場合は、1,980万円など、査定価格より高めの金額で売り出すこともあります。
反対に、早期売却を希望されている場合は、購入希望者からの反響を重視して価格設定することもあります。
売出価格はどうやって決める?
売出価格は、査定価格を参考にしながら、売主様と不動産会社が相談して決めます。
主に考慮するのは、次のような点です。
- 売主様が希望される金額
- 売却したい時期
- 物件の特徴や状態
- 周辺の競合物件
- 想定される購入希望者
- 現在の市場動向
不動産会社は、価格の根拠や販売戦略について説明し、売主様が納得できる価格を一緒に考えていくことが大切です。
成約価格とは?
成約価格とは、最終的に買主様と売主様が合意し、売買契約を締結した価格のことです。
売出価格と成約価格が同じになる場合もあれば、異なる場合もあります。
例えば、1,980万円で売り出していた物件に対して、買主様から1,900万円で購入したいという申込みが入ることがあります。
売主様がその条件に納得し、1,900万円で売買契約を締結した場合、成約価格は1,900万円となります。
もちろん、価格交渉を受けたからといって、必ず値下げしなければならないわけではありません。
売主様のご希望と買主様の条件を確認しながら、最終的な価格を決めていきます。
3つの価格はどう違う?

ここまでご紹介した3つの価格を、具体例で比較してみましょう。
仮に、ある中古住宅を売却する場合を考えてみます。
| 価格の種類 | 金額の例 | 内容 |
|---|---|---|
| 査定価格 | 1,800万円 | 不動産会社が売却を予想する価格 |
| 売出価格 | 1,980万円 | 実際に広告へ掲載する価格 |
| 成約価格 | 1,900万円 | 買主様と合意して契約した価格 |
※金額は説明用の仮の事例です。
このように、査定価格、売出価格、成約価格がそれぞれ異なることは珍しくありません。
そのため、査定価格だけで不動産会社を選ぶのではなく、実際にどのような販売計画を考えているかを確認することが重要です。
査定価格が会社によって違う理由
同じ不動産を査定しているのに、会社によって金額が異なるのはなぜでしょうか。
主な理由は、査定の考え方や参考にする事例、販売方針などに違いがあるためです。
参考にする物件が異なる
査定では、周辺の成約事例や売出事例を参考にします。
ただし、どの物件を比較対象とするかによって、算出される価格が変わる場合があります。
例えば、駅に近い物件を重視する会社もあれば、築年数や土地面積が近い物件を重視する会社もあります。
物件の評価が異なる
同じ物件でも、不動産会社によって評価するポイントが異なることがあります。
例えば、駐車スペースが広いこと、リフォームされていること、日当たりが良いことなどを、どの程度価格に反映するかによって差が出ます。
販売方針が異なる
早期売却を重視した査定と、時間をかけて高値での売却を目指す提案では、提示される金額が異なる場合があります。
どちらが必ず正しいというわけではありません。
大切なのは、売主様の希望に合っているか、そしてその価格に納得できる根拠があるかという点です。
高い売出価格は悪いこと?
高めの価格で売り出すことが、必ずしも悪いわけではありません。
売却を急いでおらず、時間に余裕がある場合は、少し高めの価格から販売を開始することも選択肢のひとつです。
ただし、注意しておきたいこともあります。
高すぎる価格には注意が必要
周辺相場と比較して売出価格が大きく高い場合、購入希望者からの問い合わせが少なくなることがあります。
その結果、売却までに時間がかかり、途中で価格の見直しが必要になる場合もあります。
また、長期間売り出していることで、購入希望者から「なぜ売れていないのだろう」と思われる可能性もあります。
販売開始後の見直しも大切
高めの価格から販売を開始する場合は、あらかじめ一定期間ごとに販売状況を確認することをおすすめします。
例えば、
- インターネット広告の閲覧状況
- 問い合わせ件数
- 実際に内覧された方の人数
- 内覧された方の反応
- 周辺の競合物件の価格変化
などを確認します。
反響が少ない場合は、価格だけでなく、写真や広告内容、物件の見せ方なども含めて見直しを検討します。
大切なのは、ただ高い金額で売り出すことではなく、売却につながる販売方法を考えることです。
不動産会社を選ぶときのポイント
複数の不動産会社に査定を依頼した場合、査定価格だけではなく、次のような点も比較してみましょう。
査定価格の根拠が明確か
なぜその金額になったのか、周辺の取引事例や物件の特徴を踏まえて説明してくれる会社かどうかを確認しましょう。
査定価格が高い場合も、低い場合も、その理由を理解できることが大切です。
販売方法を説明してくれるか
どのような広告を行うのか、どんな購入希望者にアピールするのか、物件の魅力をどのように伝えるのかも重要です。
例えば、同じ物件でも写真の撮り方や広告の内容によって、購入希望者が受ける印象は変わります。
売れなかった場合の提案があるか
不動産は、売り出せばすぐに売れるとは限りません。
問い合わせや内覧が少なかった場合に、どのような改善を行うのかも確認しておくと安心です。
地域の事情を理解しているか
不動産の需要や購入希望者の特徴は、地域によって異なります。
亀岡市内でも、駅周辺の住宅地と郊外の住宅地では、物件を探される方の希望条件が異なる場合があります。
地域の特徴を踏まえて販売方法を考えてくれるかどうかも、大切な比較ポイントです。
山信不動産の査定と販売提案
山信不動産は、亀岡市で創立56年の地域密着の不動産会社です。
スタッフ全員が亀岡市出身で、亀岡市・南丹市を中心に不動産売却のお手伝いをしております。
当社では、不動産の査定価格をお伝えするだけでなく、
- 査定価格の根拠
- おすすめする売出価格
- 高めに販売する場合の考え方
- 物件のアピールポイント
- 販売方法や広告の内容
- 売却にかかる費用
- 最終的な手取り額の目安
などについても、できるだけ分かりやすくご説明するよう心がけています。
また、物件の魅力が購入希望者へ伝わるよう、写真撮影や広告内容にも力を入れています。
売却開始後も、問い合わせや内覧の状況を確認し、必要に応じて販売方法や価格の見直しをご提案します。
まとめ|価格の根拠を確認しましょう

不動産売却では、査定価格・売出価格・成約価格という3つの価格があります。
査定価格は売れると予想される価格の目安、売出価格は実際に広告へ掲載する価格、成約価格は最終的に売買契約を締結した価格です。
この3つは、必ずしも同じ金額にはなりません。
不動産会社を比較する際は、査定額の高さだけでなく、価格の根拠や販売方法、売却期間なども確認することをおすすめします。
山信不動産では、亀岡市・南丹市を中心に、戸建て・土地・空き家・相続不動産の無料査定・売却相談を承っております。
「今の価格だけ知りたい」
「売るかどうか迷っている」
「他社の査定額と差があって悩んでいる」
「どの価格で売り出すのが良いか分からない」
このような段階でも、お気軽にご相談ください。
売主様のご事情やご希望をお聞きしながら、納得して売却を進められるようお手伝いいたします。
株式会社 山信不動産
〒621-0811 京都府亀岡市三宅町22番地7
TEL:0771-22-0494
